愛媛県が14日までに公表した県政に関する世論調査で、愛媛国体と全国障害者スポーツ大会の両方に関心がある人の割合は59.5%となった。どちらかに関心がある人を含めると計69.5%に上り、機運醸成が図られている形となった。
 一方、両方に関心がない人は21.5%。理由は「自分の生活にあまり関係がない」が最多だった。
 調査は昨年11月、18歳以上の県民2000人に郵送法で実施し、1243人(62.2%)が回答した。
 「国体には関心があるが、障スポ大会にはない」は8.8%、「障スポ大会には関心があるが、国体にはない」は1.2%。ほかに「分からない」が9.0%。
 年齢層が高いほど両方に関心がある割合が高く、50代、60代、70代以上は60%を超えたが、20代以下は44.2%。30代は「どちらも関心がない」が最多の34.9%に上った。